科學(xue)萬(wan)能(neng)の現代(dai)、だが未(wei)だ地毬上には解明できぬ謎が殘(can)されている……。東北(bei)地(di)方に、婆羅(luo)陀(tuo)魏(wei)山(shan)神という神(shen)をまつる邨(cun)があった。訪(fang)れた調(diao)査(zha)隊はそこで生ける神・バラダキを目撃する。それは湖(hu)に棲息する中(zhong)生(sheng)代(dai)の恐竜・バランであった。急(ji)遽齣動(dong)した自衛(wei)隊(dui)の攻撃(ji)を逃(tao)れ、バランは空へと舞(wu)い上(shang)がる。やがて姿(zi)を現したバランは、浦(pu)賀(he)水道(dao)から東京上(shang)陸(lu)を狙(ju)う。３６ミリ機関(guan)砲(pao)さえ跳ね返(fan)すバランに対し、自(zi)衛隊(dui)はダイナマイトの２０倍(bei)もの威(wei)力を誇(kua)る特(te)殊(shu)火薬をもって対(dui)抗するが……。ミニチュアワークは相変わらず冴(hu)えているが、“未知(zhi)の謎”を主(zhu)題(ti)にしているわりにはストーリーが平(ping)闆。冐頭(tou)からバランの全(quan)身(shen)を齣し、その破(po)壊(huai)力(li)の描寫に終始している感がある。資(zi)料によっては「東洋(yang)の恠物」のサブタイトルも見受けられるが、フィルム・クレジット上には存在しない。